Androidスマホは種類が多く、選ぶのが難しいですよね。この記事では、Androidスマホの選び方についてのポイントをわかりやすく解説します。
予算を決める
まずは、スマホにかける予算を決めましょう。価格帯は大きく以下のように分けられます。
- エントリーモデル(~30,000円):基本的な機能を持つモデル。初めてスマホを持つ人や、予算を抑えたい人向けです。通話やメッセージング、ちょっとしたネットサーフィンには十分です。
- ミッドレンジモデル(30,000~90,000円):性能と価格のバランスが良いモデル。多くの人にとって最適な選択肢です。この価格帯なら、良いカメラやストレスフリーな操作感が期待できます。
- ハイエンドモデル(90,000円~):最新技術を搭載し、高性能なモデル。ゲームやカメラにこだわる人向けです。最高のパフォーマンスを求めるなら、この価格帯がベストです。
※上記の価格はあくまで目安になります。乗り換え(MNP)キャンペーン等で割引が適用されれば、型落ちハイエンドモデルのスマホが3万円ほどで購入出来たりします。
目的を明確にする
スマホを使う目的をはっきりさせることが大事です。以下の用途別に適したスペックを見てみましょう。
- 通話・メッセージ・ネットサーフィン中心:バッテリーの持ちと基本的なパフォーマンスが大事。エントリーモデルのスマホで十分です。シンプルで使いやすいモデルを選びましょう。
- 写真・動画撮影をたくさんしたい:カメラ性能が重要です。高解像度センサーや複数のレンズを搭載したミッドレンジ以上のモデルがおすすめです。広角や夜景モードがあると便利です。
- 重いゲーム(原神等)をやりたい:高い処理能力と優れたディスプレイ性能が求められます。ハイエンドモデルが理想的です。リフレッシュレートが高い(90Hz以上)ディスプレイと大容量のRAM(最低でも8GB以上)が必要です。
- ビジネス・生産性:大画面と長時間のバッテリーライフが必要です。ミッドレンジ以上のスマホで、メモリも多めのモデルが良いでしょう。スタイラスペン対応モデルやデュアルSIM対応モデルも便利です。
スペックを確認する
スマホの性能を決める主要なスペックを確認しましょう。
- CPU(SoC):スマホの「頭脳」です。Qualcomm Snapdragonシリーズや、SamsungのExynosシリーズ、MediaTekのDimensityシリーズなどがあります。
- メモリ(RAM):スムーズな動作に関わります。最低でも4GB、できれば6GB以上がおすすめです。多くのアプリを同時に開く場合や、ゲームをする場合には8GB以上が理想です。
- ストレージ(ROM):アプリや写真を保存するための容量です。128GBが一般的ですが、256GB以上あると安心です。MicroSDカードスロットがあると拡張可能です。クラウドストレージ(iCloud、Google ドライブ等)を利用する場合は128GBでも十分です。
- バッテリー:長時間の使用には大容量バッテリー(4500mAh以上)が理想的です。さらに、急速充電対応やワイヤレス充電対応モデルも便利です。65w急速充電可能の機種なら30分~40分ほどでフル充電できるので非常に便利です。
- ディスプレイ:解像度、サイズ、パネルの種類(液晶ディスプレイ、有機ELなど)をチェックしましょう。高解像度ディスプレイは鮮明な画像を表示し、有機ELは深い黒と鮮やかな色を表現します。
CPUは特に重要です。スペックの低いCPUを搭載している機種だと、ちょっとしたネットサーフィンでも反応が遅かったりするので、ストレスを感じることがあります。なので「スマホの機種名 AnTuTu」と検索して、AnTuTuベンチマークスコアを確認するようにしましょう。Antutuベンチマークスコアに対する性能表は以下の通りです。
Antutuベンチマークスコア | 使用感 |
150万点以上 | ハイエンド(pro)モデル なんの不自由もない性能 |
100万点〜150万点 | ハイエンドモデル 重いゲームでも問題なく出来る性能 |
50万点〜100万点 | ミッドレンジモデル 軽いゲームくらいなら問題ない性能 |
30万点〜50万点 | エントリーモデル ネットサーフィン中心なら十分な性能 |
30万点以下 | あまりおすすめ出来ません… |
実際に触ってみる
できれば、実店舗で実際にスマホを手に取り、触ってみることをおすすめします。操作感やサイズ感を確認することで、より自分に合ったスマホを選ぶことができます。また、ディスプレイの明るさやカメラの画質も実際に確認すると良いでしょう。
結論
Androidスマホを選ぶ際は、予算と用途をしっかり考えましょう。通話やメッセージ、ネットサーフィンが中心ならエントリーモデル、軽いゲームをしつつ写真や動画撮影を楽しみたい方はミッドレンジ以上のモデル、ゲームを楽しむなら高性能なハイエンドモデルがおすすめです。
プロセッサ、メモリ、ストレージ、バッテリー、ディスプレイなどのスペックを比較し、自分に最適なモデルを選びましょう。また、実際に店舗で手に取って操作感を確認することも大切です。
自分のライフスタイルに最適な一台を見つけ、快適なスマホライフを楽しんでください。
この記事があなたのスマホ選びの参考になれば幸いです。質問やコメントがあれば、ぜひお知らせください!
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